
第726回 経営者モーニングセミナーは、講師に 十勝うらほろ高橋農園 農園主/マイルビー株式会社 代表取締役
高橋 徹(たかはしとおる) 氏をお迎えして、テーマ「国産ラズベリーの特産化プロセス」にてご講話いただきます。
■経歴
1972年10月31日生まれ。釧路市出身。脱サラ直後の1999年に十勝へ移住し、2001年、事業継承ではなく全くの新規就農で十勝うらほろ高橋農園の前身である高橋農園を設立し、16年目のラズベリー栽培を行っている。六次産業化を切っ掛けに十勝うらほろ高橋農園に名称変更し、現在、ラズベリーの栽培面積は国内トップ(日本放送協会調べ)の5.2haの作付。国内初のラズベリーだけによる生計の確立を達成した。2014年4月、直営工場を分離独立させマイルビー株式会社を設立。同社の代表取締役に就任。同社は国内初のラズベリー関連専門企業。これにより十勝うらほろ高橋農園のグループ化ネットワークが出来上がる。一連の成果を評価され、これまでに北海道農政部嘱託事業「北海道ふるさと・水と土指導員」就任、コープさっぽろ農業賞奨励賞受賞、道の駅うらほろ理事就任、中小企業家同友会農商工連携部会幹事などの受賞歴や任務を得ている。現在は製品販売先を国内・海外と展開している他、新技術導入に向けてカナダ・アメリカに積極的に渡航して海外のラズベリー農園やブルーベリー農園など多くのベリー生産者や協会・農機具メーカーからの情報入手網を構築している。「農民である前に商人であれ」を理念とし、TPP等の導入による影響を極小にした非農協組合員型農業を実践している。
本日は殆ど確立されていなかった国産ラズベリーマーケットをいかにして創造し、地元の特産として北海道の認定を受け、当初、ゼロに等しかった協力者をどのようにして得るに至ったのかを実例発表致します。